前回に引き続き、ヒップについて語ろうと思うのですが…。

今回は「なんで日本人のお尻は下がり気味なのか、トレーニングしていい影響」について触れたいと思います。

ただヒップアップと言えど、お尻についている筋肉をつければ完成するのか？って事なのですが単純にそれだけでは、いいカラダのラインは作り切れません！

まず、日本人と海外の方々の違いに触れ、構造的にもお話します。

まず1番の大きな違いが「骨盤の傾き」です。

海外の方は「骨盤が前傾」、日本人は「骨盤が後傾」が多く、後程触れますが、骨盤の傾きが、お尻のたれ具合や姿勢に大きく影響を及ぼします。

次に、「筋肉の強さ（太さ）」

これは腸腰筋の1つ、大腰筋がとくに違い、日本人と比べ、欧米系の方と2倍、アフリカ系の方は3倍近くも筋が太いといわれてます。

大腰筋が何をするかというと、腰椎の動きに関わっていて骨盤の傾き（前傾）にも影響するという事。

まぁ、様々な諸説があるので全てではないですが、影響を与えているのは間違いないと！

その他、股関節のアライメント（本来あるべき構造）も違い、筋肉の硬さが悪影響をおこすなど、様々ありますが大きくはそのような感じです。

ですので、まず骨盤の傾きを変える必要があります。

骨盤の傾きを変化させたり、臀部のトレーニングを行うとどんな事が起こるかですが、まず姿勢の改善がみらえます。

骨盤の後傾は猫背を生んだり、下肢の筋肉の硬さ（特にハムストリングス）を作り、筋肉の硬さは代謝を下げ、機能の低下もつくります。

そうなると、腰痛の原因となったり不具合がおきてくることに・・・。

簡単に言うならば、骨盤の位置を考え、臀部をトレーニングすると姿勢も改善させ、形も整え、代謝まであがってきます！！！

それらの副産物で、便秘解消（内蔵器の位置も整うため）等もありますが。

運動などパフォーマンスでいうならば、バランス能力に大きく関わり、体幹と下肢のつなぎ目なだけに、下肢の力を全体で使う際能力を発揮します！

ただ！！！

骨盤の前傾だけが正義という訳ではありません！！！何事もやり過ぎはダメです！！！

前傾が過ぎると、デメリットが色濃く出てきます！！！

それはまた次回書かせていただきますね！

美尻は一日にして成らずです！！！

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